先日発売されたHERO10 Blackでは最高解像度5.3Kの撮影が可能になりました。これに伴い、GoPro Quik(クイック)アプリも更新されました。今週初めにローンチされたバージョン10.1では、iOS用、Android用の両方でハイパフォーマンスビデオのサポートが拡張されています。

つまり、Quikで5.3K、5K、4K 4:3のビデオを簡単にプレビュー、編集して、Muralに共有できるようになりました。そして特に重要なのが、アプリでのビデオ編集時にこのようなハイパフォーマンスビデオを再生できるようになった点です。バージョン10.1では、他の写真やビデオに加えて、これらのビデオも超高解像度で再生可能です。

ハイパフォーマンスビデオの設定 

  • 5.3K 60fps | 50fps
  • 5.3K 30fps | 25fps
  • 5.3K 24fps
  • 5K 4:3 30fps | 25fps
  • 5K 4:3 24fps
  • 4K 4:3 60fps | 50fps
  • 4K 4:3 30fps | 25fps
  • 4K 4:3 24fps

このような高解像度のサポートにより可能性は拡がりますが、最新のモバイルデバイスであっても、デバイスによっては再生や編集がスムーズにできない場合があります。そこで、Quikでハイパフォーマンスコンテンツを最大限に活用するためには、以下のシステム要件をお勧めいたします。 

iOS

ハイパフォーマンスビデオは、A12以降のチップおよび3GB以上のRAMを搭載したほとんどのiOSデバイス(iPhone XS以降)でサポートされています。 

Android

ハイパフォーマンスビデオは、Android 10以降および4GB以上のRAMを搭載した最上位モデルのAndroidデバイスでサポートされています。デバイスの具体的な実装状況はメーカーによって異なりますが、推奨されるデバイスチップセットには次のものがあります。

  • Kirin 9000以降
  • Qualcomm Snapdragon 845以降
  • Exynos 9820以降

特にAndroidでは、推奨されるハードウェア要件を満たす場合でも、デバイスのその他の要因がパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。

また、お使いのモバイルデバイスでハイパフォーマンスビデオの再生に問題がある場合は、GoProプレーヤーデスクトップアプリをお試しください( アプリこちらからダウンロードできます)。